完全内視鏡下心房細動手術(四国初!)を行いました。

徳島大学心臓血管外科にて完全内視鏡下での心房細動手術(ウルフ-オオツカ法)を行いました。9月、10月と続けて2例施行しています。
この手術は脳梗塞を予防するための外科手術です。
脳梗塞を起こす血栓のほとんどが発生する部位である左心耳という心臓の一部を、内視鏡を用いて切除します。抗凝固薬内服だけでは年間2.5%の脳梗塞発症率が0.25-0.5%程度まで低下させられる他、ほとんどの患者さんで抗凝固薬の内服自体を中止できます。
徳島大学病院ではウルフ-オオツカ法の第一人者である大塚俊哉先生及び徳島大学呼吸器外科の先生方の支援を受け、この治療を開始しました。
心房細動や抗凝固薬内服などでお困りの方は是非ともご相談ください。

詳しくは心臓血管外科HP(https://tokudai-cvs.jp)内の特設ページをご覧ください。

左から秦広樹教授、佐村高明医師、大塚俊哉医師、森田純二医師