最新情報

2023/5/31 研究室配属学生が第51回日本血管外科学会にて研究発表を行いました。

2022年の研究室配属学生である松岡和奏さん、松岡久碧子さんが第51回日本血管外科学会学術総会にて研究発表を行いました。

《秦教授、佐村先生とともに》

心臓血管外科からベストティーチャーが2名選ばれました!

徳島大学医学部学生からの投票で、それぞれ院内から5名だけしか選ばれない中での栄誉です。

◎ベストティーチャー・オブ・ザ・イヤー2022

准教授 北市隆

◎ベストティーチャー・オブ・ザ・イヤー・イン・クリニカル・クラークシップ2022

助教 佐村高明

完全内視鏡下心房細動手術(四国初!)を行いました。

徳島大学心臓血管外科にて完全内視鏡下での心房細動手術(ウルフ-オオツカ法)を行いました。9月、10月と続けて2例施行しています。
この手術は脳梗塞を予防するための外科手術です。
脳梗塞を起こす血栓のほとんどが発生する部位である左心耳という心臓の一部を、内視鏡を用いて切除します。抗凝固薬内服だけでは年間2.5%の脳梗塞発症率が0.25-0.5%程度まで低下させられる他、ほとんどの患者さんで抗凝固薬の内服自体を中止できます。
徳島大学病院ではウルフ-オオツカ法の第一人者である大塚俊哉先生及び徳島大学呼吸器外科の先生方の支援を受け、この治療を開始しました。
心房細動や抗凝固薬内服などでお困りの方は是非ともご相談ください。

詳しくは心臓血管外科HP(https://tokudai-cvs.jp)内の特設ページをご覧ください。

左から秦広樹教授、佐村高明医師、大塚俊哉医師、森田純二医師

秦教授就任記念講演会・祝賀会

2022年2月27日(日)にJRホテルクレメント徳島において秦広樹教授就任記念講演会・祝賀会を開催しました。
当初は2020年3月に計画していたものが、コロナ禍のため二度の延期を経て就任2年後になりようやく実現いたしました。
秦広樹新教授による記念講演では、これまでの経歴から徳島大学就任後の2年間の報告に加え、徳島における心臓血管外科医療の展望と目標などが示されました。祝賀会では医歯薬学研究部長や病院長、医学部長、外科同門会長、各教授より暖かいご祝辞をいただきました。またWebにて大阪大学名誉教授澤先生や大阪大学心臓血管外科宮川教授からもお祝いの言葉を頂戴いたしました。
感染対策のため現地での出席については四国内の方々に限定させていただきましたが、現地52名、Web43名と多数の方にご参加いただきました。
この度はお忙しい中お集まりいただきありがとうございました。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
これからも秦広樹教授並びに徳島大学心臓血管外科をよろしくお願いいたします。

市民公開講座の放送予定追加

これまでにケーブルテレビ徳島配信エリアで心臓血管外科フォーラムが放送されました。
2月以降は県内全域で放送予定ですので、見逃された方については是非ともこちらでご覧ください。

けーぶる12チャンネル(121ch, 12ボタン)

2月25日(金) 12:00 – 14:00 第1部「最新の低侵襲心臓血管外科治療」
21:00 – 23:00 第2部「藤川球児氏特別講演」「心臓血管外科領域のQ&A、藤川球児氏へのQ&Q」
3月4日(金) 12:00 – 14:00 第1部「最新の低侵襲心臓血管外科治療」
21:00 – 23:00 第2部「藤川球児氏特別講演」「心臓血管外科領域のQ&A、藤川球児氏へのQ&Q」

TVいきいきらいふの放送について

ケーブルテレビトクシマでは徳島大学病院制作番組「TVいきいきらいふ」が放映されています。
「TVいきいきらいふ」は健康・医療に関する最新の情報や大学・病院が取り組んでいる活動などをお送りする番組です。

1月のテーマ「心臓弁膜症の低侵襲治療」
    心臓血管外科  秦 広樹 診療科長

放送日 2月3日(木)まで
毎週(月)15:30~15:45
毎週(水)15:30~15:45,21:15~21:30
毎週(木)22:30~22:45

また、放送終了後には徳島大学病院チャンネルにアップロードされます。
是非ともご覧下さい。

2021.12.14 Impella(インペラ)を徳島大学病院で初めて臨床使用しました。

急性左心不全に対する循環補助装置Impella(インペラ)を使用しました。
心不全疾患は増加しており、今後益々循環補助装置の需要が高まってくると見込まれています。
徳島大学ではImpella以外の装置も含め心不全治療に力を入れていく予定です。

2021.12.8 毎日新聞 四国健康ナビに記事が掲載されました。

四国健康ナビ「『身体に優しい』手術が普及」という記事が掲載されています。
秦広樹教授より肋間小開胸手術など、従来の治療法と比較して身体に優しく早期に社会復帰が可能となる手術方法などが分かりやすく解説されています。

2021.12 Perceval(パーシバル)生体弁を徳島県内で初めて臨床使用しました。

大動脈弁狭窄症などで人工弁置換術を行う患者さんが増加しています。Perceval(パーシバル)をいう生体弁は外科的に留置する人工弁の一つですが、縫合糸で縫い合わせずに留置できるため心停止時間を短くできるという利点があります。
弁膜症治療の必要性は益々高まっており、各種最適な治療を選択し行っていきます。